オグリキャップ、最後の有馬。

当時まだ競馬ファンじゃなかった私でも、オグリのラストランには大変感動したものです。


その頃、関西の夕方のラジオの10分番組で連日有馬記念の話題を取り上げていたんですね。
その時出演していた山田雅人氏がしきりに「オグリは復活する!絶対復活する!」と力説していたのであります(そう、あの調子で)
オグリの調子は明らかに落ち目で、競馬をやってない私でも「もうだめだろう」という考えだったので、山田氏の発言を冷ややかに聞いていたものです。


・・・それが、あの結果です。


もう、言葉出ませんでしたね。凄い、凄すぎる。何なんだこの馬・・・って。

実はこのときのテレビのゲストに当の山田さんが来ていたのですが、もう人目を憚らず号泣していたのを覚えています。


テレビから流れる、場内いっぱいに広がるオグリコール。
そこには、明らかに「(自分たちも)負けないぞ!」という雰囲気であふれていた気がします。

競馬そのものはこれからも続きますが、ああいった熱狂は今後果たしてあるのでしょうか・・・。