ヴィクトワールピサ凱旋門賞へ

http://www.sanspo.com/keiba/news/100627/kba1006270504003-n1.htm

これ、2冠取っていたらさすがに躊躇したと思うんですよね。いや、調教師は行く気まんまんでしょうが、オーナーは3冠取らせる方向だったのではないか。
そういう意味では、ダービー負けたことでかえって挑戦しやすくなったのかな。


これまでのネオユニヴァース産駒の特徴を見ていると「力の要る馬場には強いが、上がりだけが速い勝負はやや苦手」という、サンデー系の中でもとりわけ底力が要求されるようなレースで力を発揮することが多く、血統面だけで見れば凱旋門賞というレースには向いているほうかなと思われます。相手関係はまた別問題ですが。
この馬も「いかにもネオ産駒」らしさが出ているので、タフな展開になってくれれば力を出せそうな気はしますね。

となると、やはり鍵になるのは相手関係。いくら3歳馬が斤量面で有利といっても、その点ではあちらの3歳馬だって同じな訳ですから決して斤量面で有利とは言い切れません。
ステップレースは使う方向らしいので、その結果がどうかにかかっていますが・・・。