有馬記念

まさかあんなドスローな展開になるとは誰が想像したでありましょう。中山芝2500mで上がりが33秒台前半って・・・考えられない!
終わってみれば、本当に瞬発力だけのレース。あれならマイラーでも勝てるって言ってた人もいるけど、その通りだと思う。今シーズンで一番「なんだかなあ」なレースでした。

今年のG1で、たとえ100回予想してもこんな結果はまず予想できなかったといえるのは、フェブラリーSにおけるフリオーソの追い込みと、今回の有馬の超スロー&瞬発力だけのレースですね。


オルフェーヴルはさすがに3冠馬としてのプライドを見せつけたとは思います。2〜4着は4歳勢が名を連ねましたが、どちらかというと伏兵馬ばかり。これもやはり展開が向いたからではないでしょうか。
ブエナビスタは残念な結果となりましたが、今の力でねじ伏せるようなスタイルとなったあの馬にとって、ドスローの競馬はもはや合わなかったのかもしれません。

今の競馬は、展開ひとつで台頭する馬がガラッと変わってくる。改めてそれを証明した格好となりましたね。