騎手ネタ2題。

いろいろ思うことがあるので今のタイミングで書くことにしました。

まずはこれ。

内田博、ついにJRA入りか?試験を受験へ。

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200709/ke2007090608.html

・・・タイミングとしては「ちょっと遅かったかな?」というのが本音ですね。
それだけ迷いがあったのでしょう。大井の内田として全うしたかったのも事実でしょう。
しかしながら今年、ついに中央でG1を勝った。
海外にも挑戦できた。
そして何より、新たに家庭を持った。お子さんも生まれた。
・・・・こうした様々な要因が重なり合い、今回のJRA受験表明となったのでしょう。
南関東でやるだけのことはやった。若手も育ってきたということで迷いも吹っ切れたのかもしれません。
これまでの中央での実績を見るまでもなく、中央入りしたら大きな存在になるでしょうね。
もっとも、現関東騎手軍団にとっては戦々恐々なのかもしれませんが。


次はこちら。

メイショウサムソン、秋は武豊で。

http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20070906-252120.html
・・・どこかのお方はサンスポのガセと書かれているようですが、日刊でも同じ記事があるのでガセではないようです。
それはともかく。
自分としては、厩舎が変わった時点で乗り替わりはあってもおかしくはなかったと思いました。
それはこれまでが不満だったのではなく、環境が変わったから。
でも春までは乗せ続けていた。これはオーナーの意向だったのではないかと思いますね。
武豊騎手にしても、あれだけ名前が出ていてそのままお蔵入りというのは忍びなかったのでしょう。オーナーのわがままというのは確かにあるでしょうが、そんなに悪意は感じられません。


これは全く関係のない話ですが、自分が感じていることを少し。
厩舎がその騎手だけしか使わない、騎手もその厩舎だけしか乗らないというのは、私は全く評価していません。(もちろん、デビューして日が浅い若手騎手などはその限りではありませんが)
一見、師弟関係だ信頼関係だと見えますが、結局は他から相手にされていないだけでしょう。
そういうのを美しいと考えるのは、騎手世界においては違うと思いますね。
やはりいろいろな調教師の下で乗ってナンボですから。その上で、師匠とも深い結びつきがあるのが理想ですね。