フェブラリーS

まず、勝ったトランセンドはさすがです。あるいは現時点では現役最強といえるかもしれません。
この馬に関しては、今後もさらに勝ち星を重ねていくことでしょう。


それよりも驚いたのが2着のフリオーソ
ただ2着に入っただけならそんなに驚くことではありません。実績十分の馬ですから。
今回驚かされたのはこの馬の戦法。スタートで出負けした時点で「終わった・・・」と思っていたら、最後の直線まさかの末脚!!
この馬の地方でのレースぶり(逃げて勝つ)を知っている者としては、驚き以外にありませんでした。
一般的に、地方所属馬が中央馬に対して勝つパターンは先行策、つまり前に行って逃げ粘りを図るパターンがほとんどです。フリオーソもまた、逃げて勝ち星を重ねてきました。
その馬がですよ、まさか最後の直線追い込み、しかも上がり最速なんて・・・。
デムーロ騎乗が今回の追い込みにつながった、としか考えられないにしても、中央馬相手での地方馬に対する固定観念を思いっきり覆されるレースとなってしまいました。