日本人よ、海外に拠点を持て!

昨日のセントジェームズパレスSは、フランケルの完勝。グランプリボスは見せ場なく惨敗に終わりました。
負けるにしても、予想以上の大敗だったのは残念でした。これが欧州の壁なんだと思います。


私は常々思うのですが、なぜ日本人は向こうに拠点を置こうとしないのか。日本人の騎手、調教師が日本ではなくてなぜ海外に「移籍」して、現地で活動しようとしないのか。
他のスポーツでは皆、海外を拠点にして活動しているのになぜ競馬はそうしようとしないのか。
最大の理由は「お金」なんでしょう。
JRAの賞金は下級条件でも諸外国と比べて高いらしいですからね。だから外国に移籍したくないのでしょう。

しかしながら、それではいつまで経っても海外で活躍するのは無理だと思います。特にヨーロッパのようなところでは、本気で腰を据えて活動しない限り「よそ者」扱いされてしまうのがオチです。

馬にとっては環境の変化は大敵。だったら最初から海外調教させているほうが活躍できるというもの。だからこそ、まずは人から、ではないでしょうか。たとえ拠点は海外でも、調教師や騎手が日本人だったら応援のしがいもあるというものだが、どうだろうか。